来年は、広島・長崎の被爆、第二次世界大戦から80年。ウクライナでの終わりの見えない紛争が続き、日本でも急速な軍事力増強や、有事を想定した沖縄・南西諸島での避難計画策定など、かつてない戦争の危機が迫っている。今年5月開催のカンヌ国際映画祭公式ポスターは黒澤明監督の名作『八月の狂詩曲』の1シーンを採用。長崎被爆がモチーフの同作を通じて、核への脅威に対する映画祭からのメッセージとして世界的な反響となった。戦争は即刻中止すべきだ。戦争などあってはならない、日本は戦争をする国にしてはいけない――今年も戦争をみつめた作品6本を特集上映します。声高に叫ぼう「戦争はいけない」

『野火』©SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER 『ほかげ』©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER 『風が吹くとき』©MCMLXXXVI 『八月の狂詩曲』©1991松竹株式会社 『関心領域』©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved. 『マリウポリの20日間』©2023 The Associated Press and WGBH Educational Foundation

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